母子生活支援施設ってどんな所?とある女の体験談

DVシェルター とある女の体験談

DVシェルター

こんにちは!とある女でございます。

前回、DVシェルターについてお話しましたが、

今回はその後の、母子生活支援施設での

私の体験談をお話したいと思います。

どんな人が入所するのか

夫等の暴力から避難してきた人、の他、

経済的に困窮している人、

精神的に困っている人も入所できるようです。

何を目的に入所するのか

名前の通り、色々な事情でひとり親となってしまった

母と子が、しっかり自立して生活していけるように

職員の方にサポートしてもらいます。

 

私の場合、夫からのDVでしたので、

まず「離婚すること」が目的となりました。

施設で暮らしながら、調停や裁判をし

子供の親権を取って、離婚を成立させました。

 

これが、経済的困窮者ならば

仕事を見つけて、子育てしながら

生活を立てていく。

借金があれば、私がいた施設では

通帳は施設へ預けて、家計簿を書き

しっかり家計管理出来るようにサポートしてました。

 

施設には、心理士さんもいて

心のケアもしてもらえます。

実は私も、一時的に心療内科にかかったのですが、

心理士さんにも、職員の方にも

助けていただき、とても早く

回復しました。

 

門限

これは、自分がいた施設しか分からないのですが、

私がいた施設の門限は夜の9時でした。

部屋のドアをノックして、

部屋にちゃんといるか確認がありました。

外泊も出来ます。が、離婚が成立していない状態では

外泊は出来ませんでした。

それは、夫に見つかったら危ないからですね。

友人に会うのも、離婚が成立するまでは

お預けになります。

 

費用

私は離婚が一番の目的ではありましたが、

生活するにはお金が必要です。

仕事をするように職員から言われます。

施設の家賃は、前年度の収入によって決まりますが

食費や、光熱費などは自分で払います。

私は専業主婦でしたので、施設家賃は0円でした。

仕事をしていた人は、5千円払ってるよーと

言っていた人もいましたが、

地域によっても違うと思いますし、

がっつり働いていたとしても

高額ではないと思います。

 

施設での過ごし方

私がいた施設は、古い建物で

部屋は、まさにウナギの寝床でした。

ですが、お風呂もトイレもキッチンも

部屋についていたので寮生活のようではなく

しっかりプライバシーも守られていました。

 

施設の入り口には職員さんがいますので

関係者以外は入れません。

夜中も職員の方が順番に泊まり込みます。

外に防犯カメラがたくさんついているので

侵入者がいないかなどチェックしています。

たまに施設の周りをウロウロしている人が

いると、怖いと職員さんが言っていましたね。

 

施設ではクリスマスなどの

イベントもありました。

それは基本的に参加しないといけなかったです。

 

あと、女ばかりの世界ですので

めんどくさい事も、あったかなと思います。

私は、そういうの苦手なので

深くかかわらず、その辺は

気ままに過ごしていました。笑

 

退所のタイミング

私の場合は、離婚が成立し、

資格を取るために、職業訓練校に通っていたので

それが終わってから、退所しました。

仕事は、地元で探すことにしたので、

その後は自分でやっていくことにしました。

 

そのまま、施設の側で仕事を探して、

施設の近くで部屋を借り、

サポートを受けながら自立していく人も

いましたよ!

近くに相談できる所があると安心ですよね。

 

自立支援ですので、

職員さんから見て、

そろそろ大丈夫かな、となったら、

施設の一歩外へ出るように促されます。

自立へのステップとして、

施設とは別のアパートのような所で

生活する期間もありました。

私はその前に退所しました。

まとめ

今回は、母子生活支援施設で

私が経験したことについて書いてみました。

私は1年ぐらいそこで過ごしたと思いますので

ここに書いた事は本当に一部ですが、

離婚調停にも付いてきていただいたり

一人では心細い事も、

たくさんサポートしていただけたので

安心して過ごすことが出来ました。

子供と二人暮らしを始めて

もう10年ほどです。

 

皆さんが、安心して暮らしていけることを

切に願っています。

 

 

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