みなさまこんにちは!
10月に5か月の猫のミミが我が家にやってきました。
ですが、翌日から突然下痢になってしまったのです。
治るまでに結構大変で、費用もかなり掛かった為その経過をまとめてみました。
猫の下痢に悩んでいる飼い主さまの参考になったらいいなと思います!
最初の症状
我が家のミミは、うちに来て2日目で酷い下痢になってしましました。
一晩に何回も下痢をし、便に血も混じっていました。
初めて家に来てとても怖がり怯えていた為、そのストレスかなと暫く様子をみていましたが、翌日になっても下痢が治らなかったので病院に行くことにしました。
家のミミは長毛種のため、下痢はお尻周りの毛に付いてしまったりと、とても大変でした。
原因が分かるまで
1週間目
最初の診断では、大きな病気ではなさそうという事で、糞便検査も異常なく、注射をして貰い、下痢止めと整腸剤を処方され1週間服用しました。
2週間目
元気と食欲はありましたが、軟便が続いていた為、再度受診。
再び糞便検査異状なしでしたが、念のため?駆虫薬のブロードラインを背中に垂らし、また整腸剤処方で更に一週間です。
※このブロードライン後、うちのミミはぐったりしてしまいました。暫くすると元気になってきましたが、ブロードラインをした後はしっかり観察したほうがいいかも。
3週間目
されど軟便治らず、再々受診。
ここで、猫下痢パネルという、便の遺伝子検査を勧められお願いすることになりました。
これは院内の検査ではなく、外注検査のため検査結果が出るまでまた1週間待ちます。
結果が出るまで、下痢止めと整腸剤を処方されました。
そして1週間後、やっと原因が判明したのです!
長引く下痢の原因判明
4週間目
検査結果を聞きに病院へ。
私は検査結果を聞きに行くまでは、どうせ何もないだろう、お金の無駄だったなぁ(この検査は結構高額だったので)なんて思っていたのです。
ですが、検査結果の用紙を出されて目を疑いました!
・猫コロナウイルス
・ジアルジア
・トリコモナス
この3つが陽性という結果が出ました。。
結構ショックでした。。。
ミミの調子が悪く、自分である程度調べていたのでジアルジアの事は知っていました。
とても小さな厄介な寄生虫とネットに書かれていたので、うわぁ~それかぁ~。。と残念な気持ちに。(トリコモナスも同じく寄生虫)
先生は、
「ジアルジアとトリコモナスは、薬で治すことが出来るので薬を飲んでしっかり治していきましょう。
猫コロナウイルスについては、現在の医療では治すことは出来ません。
これは一生のお付き合いになります。
稀にこのウイルスが変異して、重篤なFIP(猫伝染性腹膜炎)を発症してしまう事があり、その場合は治療は難しい。
猫コロナウイルスの抗体を持っている子は割と多いが、FIPを発症してしまう割合は少ないので、しっかり経過観察していきましょう!」
とおっしゃっていました。
最後の3回の診察はこちらの女医さんでしたが、先生の言葉にとても励まされました~。
その後の治療
5週間目 下痢が治る
ジアルジア症とトリコモナス症で処方された薬は
・アスゾール
という薬でした。
これを1週間服用し、また便を持って行き検査します。
この薬、苦くて飲むのに苦労する猫ちゃんが多いみたいです。
うちのミミは、食いしん坊でこの頃ご飯の量も少なめにあげていたので、カリカリのご飯に混ぜてあげても普通に食べてくれたので、そこは助かりました!
このアスゾールを処方された日に、カリカリのご飯もロイヤルカナンからニュートロというご飯に変えていました。
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価格:2,770円 |
ロイカナで下痢していた子が、ニュートロに変えて下痢が良くなったという口コミがいくつかあったので、買ってみたのです!
薬かご飯どちらが効果あったのかは分かりませんが、なんと
その日に下痢が治ったのです!
こんなに1か月以上続いた下痢がスンッと治るなんて、ビックリだし信じられませんでした。
6週間目
1週間後、また便を持って病院へ行きました。
便を渡しまた外注検査へ。
そして、便が固形になったという話をして、
先生も「いい感じですね!」と言っていました。
この寄生虫、薬に耐性が出来やすいという事で、念のため次の1週間は
・ロニタゾール
という薬に変えて、また1週間飲み続けます。
7週間目 完治!
便が正常になってから下痢に戻ることなく、ずっといいウンチをしてくれています!
もう一回検査するため、また便を持って病院です。
前回持って行った便はどうだったのか、なぜか分かりませんが、この時お話はありませんでした。
調子がいいことを伝え、次は検査結果が出たら電話をしてくれる事になりました!
数日後、ジアルジア、トリコモナス陰性!という結果報告を受け
めでたく完治!となりました~!
長かった~!
掛かった費用
下痢治療に掛かった費用
- 診察料 3,740円
- 院内糞便検査 2,090円
- 薬代 8,088円
- その他処置 6,461円
- 猫下痢パネル 14,300×2=28,600円
合計 48,979円
5万弱も掛かってしまいました!
検査が高額ですね!でもこの検査をしないと原因は分からなかったので仕方ないかなと思います。
実際は、たまたまペット保険に加入していたので半額ほどで済みました。
ペットの場合、保険は入っていた方がいいなと実感しました。
保険についてはまた別記事で書きたいと思います。
まとめ
いかがでしたか?
うちのミミはブリーダーから購入したのですが、こんなにもたくさん感染していました。
ブリーダーにも一応報告はして、申し訳ないという事でした。
しかし、ブリーダーの所にいる時は下痢ではなかったようです。
このような寄生虫を持っていても普段は症状が出ることはないのですが、環境の変化やストレスで免疫力が弱り、下痢などの症状が出てしまうという事があるようです。
もし下痢がなかなか治らない場合、一度しっかり検査をしてみるといいかもしれません。
本日もご覧いただきありがとうございました!
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